ぎゅうにゅうがゆく/石田康成【著】

先日、妻がブックオフで買ってきた『ぎゅうにゅうがゆく』という新品の絵本。

 

子どもたちが異常に食いついて、何度も何度も「読んで!読んで!」とせがむほど面白いので、紹介したいと思います。

 

ざっくり言うと、「うしこ」と「うしみ」という2頭の乳牛が、自分たちのお乳がどこに運ばれていくのかを追っていき、最後に辿り着いた「さとしちゃん」という牛乳嫌いの少年の家で、なんとか彼に牛乳を飲ませようと奮闘するというストーリーです。

 

絵本というよりは漫画っぽいストーリーもさることながら、絵のタッチもギャグ漫画チックで秀逸です。

特に「ぎゅうにゅうきらーい」と叫ぶさとしちゃんの顔は最高です。

うちの子どもたちも何回読んでも声を出して笑ってます。

 

ちなみに、この絵本は第2回Be絵本大賞で最終選考作品に選ばれた絵本です。

同賞のHPによると、「Be絵本大賞」は、フジテレビKIDS、BSフジ、ポニーキャニオン、扶桑社が共同で創設した賞で、「未発表の絵本を募集し、応募作品からグランプリ作品を選出し、出版、映像化を目指し」、「優秀作品はさまざまなメディアでの視聴を可能にし、作品が広く子どもたちに届くよう努め」るんだそうです。

選考委員には、秋元康茂木健一郎武田双雲という著名人が名を連ねています。

 

この「ぎゅうにゅうがゆく」(新品)がブックオフで売られていたのも、ブックオフとフジテレビKIDSがコラボして出版したからだそうです。

 

ブックオフには他にもBe絵本大賞に出品された絵本があるみたいなので、また面白そうなのを探してみたいと思います。

 

ぎゅうにゅうがゆく

ぎゅうにゅうがゆく