海の森
今日は子どもたちを連れて、「海の森」に行ってきました。
「海の森」は、東京湾にあるゴミと建設発生土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地に植樹をすることで人工的に森を作り出すプロジェクトで、2020年の東京オリンピックでクロスカントリーやボート、カヌーなどの競技会場になる場所です。
現在は工事中のため普段は立ち入り禁止となっている「海の森」が、期間限定で特別公開されていることを知り、行ってみることにしました。
こういう企画には珍しく駐車場があり、「自家用車での来場も可能」とのことだったので車で行くことに。
我が家のある大田区方面からだと、城南島の先にある臨海トンネルを通り、お台場方面に左折して中防大橋を渡ってすぐ右折し、あとはひたすら直進します。
所々に会場への案内板が設置されているので、それに従って進めば大丈夫です。
会場に入るとすぐに広々とした駐車場があります(もちろん無料です)。
困ったことに道中で子どもが2人とも寝てしまったのですが、このまま寝かせておくとイベント終了の15時まで寝続ける可能性があったので、仕方なく起こすことにしました。
いつもは途中で起こすと機嫌が悪い(当たり前ですが)子どもたちも、窓の外に広がる広大な景色に目を奪われ、何か特別なところに連れてきてもらったことが分かって、機嫌良く起きてくれました。
車を降りて、いざ中へ。
とりあえず、ゲートを入って右側にある飲み物売り場でジュースを購入。
3人で回し飲みをしながらテントの方に歩いて行くと、「スタンプラリーやりませんか?」とスタッフの方からスタンプラリーカードをもらったので、まずはスタンプラリーに挑戦することにしました。
子どもたちも「探検だー!楽しみー!」とハイテンションになってました。
スタンプラリーは海の森の一部に設置されたA~Dのポイントにあるスタンプを押して、クイズに答えるというもので、傾斜のある階段や坂を登っていくコースになっていて、意外とやりがいがありました。
さすがにクイズは5歳と3歳の子どもには難しいですが、都内ではなかなか歩くことが出来ない山のような場所を探検できて、本当に楽しそうでした。
海に囲まれているので、お台場や東京ゲートブリッジなど、全方位の景色がよく見えます。
スタンプラリーの途中で、バッタを発見!!
全ポイントをクリアしたら、再びスタート地点に戻ります。
答え合わせをしてもらうと、見事、全問正解!!
ということで、記念に絵はがきを頂きました。
すぐそばのテントの中で、「海の森あおぞら工房」という工作教室をやっているとのことだったので、息子に「やってみる?」と聞いてみると「やらない」と素っ気ない返事が。
うちの子(息子も娘も)は、こういう経験したことがないことには尻込みするタイプなので予想していた答えでしたが、「パパが一緒にやってあげるからやろうよ」と誘うと、「じゃあ、やってみる」と良い返事が返ってきました。
工房は4つのコーナー(すべて参加費・材料費無料)があり、まずは「バードコール」と呼ばれる、木にはめたボルトを回して小鳥のさえずりに似た音を出す楽器を作るコーナーに行きました。
工作と言っても、バードコールを一から作るのではなく、既に作って机の上に置いてあるバードコールを選んで、それに好きな色を塗ってストラップを付けるという工程だけだったので、うちの娘みたいに小さな子どもでもできて良かったです。
子ども一緒に私も参加しました。単純な作業でしたが、子どもとイスを並べて色を塗ったりするだけで何だか癒されて、とても楽しかったです。
↓私が色を塗ったバードコール
次に、木を輪切りにしたコースターにスタンプを押したり、絵を描いたりするコーナーに行きました。
こちらも下の子でもできる作業だったので、自分たちで自由にスタンプを押したり、色を塗ったり、熱中して取り組んでました。
↓息子の作品
↓娘の作品
↓私の作品
コースターが完成したところで15時近くになり、バードコールとコースターを手に帰ることにしました。
このイベントはまだあまり知られていないせいか(私も区報で知りました)、人がまばらで良かったです。
普段なら順番待ちをしたり、隣の子の肘とぶつけながらやったりする工作も、今日はのんびりゆったりと作業することができました。
スタッフの方々も余裕があるせいか、親切で手取り足取り教えてくれるので、親としても気楽に参加できました。
子どもたちは、帰宅するなり義父母と妻にバードコールとコースターを嬉しそうに見せてました。
迷いましたが、寝ていた子どもを無理矢理起こして良かったです。
「海の森」の特別公開日は残すところ11月2日(土)~4日(月)だけですが、まだ予定が無い方にはオススメです。