夏の家族旅行2014
今年の夏は私が他の組織に出向したこともあり、なかなか休みのめどが立たず、近場で海水浴ができるホテルに1泊することに。
とはいえ、予約に動き出したのが遅かったため、それなりのところはどこも満室状態。
結局、海水浴場に近いという条件で見つけたのが、熱海の「ホテル大野屋」。
ここは365日同一料金という驚愕のシステムで、しかも朝夕2食バイキング(夜はアルコールも飲み放題)付で税込大人9,975円、3歳~未就学児4,940円という破格のお値段となっています。
お盆の時期ではないとはいえ、夏休みに入っているので東名が混むことが予想されるため、第三京浜→横浜新道→国道1号→藤沢バイパス→新湘南バイパス→国道134号→国道1号→西湘バイパス→国道135号→真鶴道路→熱海海岸自動車道という迂回経路で行くことにしました。
ホテルのチェックインは午後3時なので、まずは熱海の「長浜海水浴場」に直行することにしました。
朝8時前に自宅を出発し、途中、コンビニやPAでトイレ休憩を挟みつつ、11時前に長浜海水浴場に到着。
途中、横浜新道に差し掛かった辺りで、義母が毎日服用している薬を忘れてきたという事実が発覚し、一時は深夜に取りに帰るかという話になりかけましたが、
結局、熱海の薬局で代わりの薬を探して対応することになりました。
出発時の予想では2時間20分ぐらいで着く予定でしたが、やはり時間が経つごとに車の数が増えているようで、3時間ほどかかってしまいました。
長浜海水浴場には初めて来ましたが、海の家の近くに駐車場があり、人も多すぎず海も比較的きれいで非常に良かったです。
ただ、この日は風が強くバナナボートが中止になっていたのが残念でした。
海の家でお昼ご飯を食べ、ひとしきり泳いだ後、午後2時半ごろに海水浴場を出てホテルに向かいました。
ホテルはなかなか年季の入った感じで、昭和の雰囲気が漂っていました。
チェックインまで少し時間があったので、ロビーの近くにあるゲームセンターで時間をつぶしました。
チェックインを済ませ、いざ部屋へ。
手前に和室、奥に洋室と料金の割には広い部屋でした。
部屋に荷物を置いたらすぐに館内3階にあるガーデンプールに直行しました。
プールはこじんまりとした感じでしたが、そもそも泳いでいる人も少ないのでうちのような小さい子どもには十分でした。
結局、プールで1時間ほど遊び、夕食まで部屋で休憩することにしました。
ちなみに夕食は17:30~19:00と19:15~20:45の2部制になっており、チェックインのときに選択することになっています。
我が家は子どもが小さいので早い時間にしました。
念のため、夕食開始の5分前ごろに会場(2階「富士の間」)に行くと会場前には既に行列が。
が、これは単に時間より早く来た人たちが開場を待っているだけで、時間になったら会場前の受付にカードを提出するだけでスムーズに入場できました。
会場は広い宴会場の中に長テーブルが整然と並べられているといった趣で、入って右側にバイキングコーナーが配置されています。
若干雰囲気に欠けるところがありましたが、まぐろの刺身や生エビなどの魚介類を始め、種類はかなり豊富で値段の割には十分満足いく内容でした。
また、料理台と料理台の間が広くとってあるので、いつもは他の家族に料理を取ってきてもらっている義母も車いすのまま自分で料理を見ながら取ることができたのも良かったです。
食事を終え、私と子どもでローマ風呂に入りました。
ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」にも登場したというこのローマ風呂は相当な広さで、私たちが行ったときは人が少なかったので、存分に広さを楽しめました。
お風呂から上がり、子どもはお休みタイムとなりました。
ここのメインのお風呂はローマ風呂と花風呂の2種類ですが、男女入替制となっているため、女性は午後10時からしかローマ風呂に入れず、義母と妻は10時まで待って入っていました。
朝食もバイキング形式で、こちらも結構種類が豊富でした。
チェックアウトが12時と遅めに設定されているので、それまでプールに入ったり部屋で休んだりしながら過ごしました。
ほぼ12時ちょうどにチェックアウトを済ませ、熱海後楽園ホテル内にある遊園地「アピオ」に行きました。
が、ここは正直、期待外れでした。
乗り物代と別に入園料を取るのであれば、もう少し乗り物や売店などの園内施設を充実させるべきだと思います。
結局、自販機のアイスを食べ、乗り物に1つだけ乗って出ました。
お昼は値段が高いだけの観光客向けのレストランは避け、熱海駅前の第一ビル地下にある「まぐろや」に行きました。
ここは雑多な駅前のビルにある定食屋さんなのですが、それだけに安い値段でおいしい魚料理を食べることができます。
今回は、金目鯛の煮つけ、まぐろと鰆のあぶりの刺身、アラ汁、ご飯で1,000円という「まぐろや定食」を頂きました。
その他にも、アワビの刺身、バター焼き、カンパチのカマの煮つけなどのサイドメニューを注文し、大満足のお昼ご飯となりました。
昼食を済ませ、そのまま帰路につきました。
ホテルも期待してなかった分、満足いく料理でしたし、海水浴もでき、おいしい地元の海鮮料理も堪能でき、結果的に良い家族旅行になりました。
何より私たちが帰ってきてから関東地方の天気は下り坂になったので、天候にも恵まれてラッキーでした。