帆船日本丸・横浜みなと博物館
今日は海の日ということで、子どもたちと3人で、横浜にある「帆船日本丸」に行ってきました。
帆船日本丸は1984年まで実際に航海していた練習帆船で、今も現役当時のまま保存され、一般公開されています。
JR根岸線の桜木町駅から徒歩5分と、電車でも行きやすい場所にあるので今回は電車で行ってみました(駐車場はないようです)。
桜木町駅前の広場にあるエスカレーターを上り、動く歩道に乗るとすぐに日本丸が見えてきました。
階段を下りて日本丸の前にある受付でチケットを入館料を払い、チケットをもらいます(高校生以上…600円、小学生未満…無料)。
日本丸の中は、矢印が示す順路にしたがって進みます。
甲板の上で大きな帆を間近で見られるのはもちろんのこと、船内の特に階段を下りた第2甲板はまるで迷路のようになっていて、子どもたちのテンションはマックスになってました。
部屋によっては窓から中を見たり、扉を開けて中に入れたりします。
帆船になじみがないせいもあってか、1984年まで使われていたとは思えない隔世の感がありました。
日本丸から出て、今度は目の前にある「横浜みなと博物館」に行きました。
日本丸のチケットは横浜みなと博物館との共通券となっているので、別にチケットを買うことなく入館することができます。
常設展示は地下1階にあり、「横浜港の歴史ゾーン」と「横浜港の再発見ゾーン」とに分かれて、様々な展示があります。
が、6歳と3歳の子どもたちが興味を持つわけもなく、横浜港にある船や働く人を画面の中から探すクイズには食いつきましたが、そのほかはほぼスルー。
そして子どもたちが一番食いついたのが、展示の最後の方にある「操船シュミレーター」です。
その名のとおり、目の前のモニターを見ながら小型船の操縦を体験することができるのですが、これが意外とよくできていて、天候や時間帯を変更することができるので大荒れの海や夜の海での操船もできます。
しかも踏み台があるので、うちの下の娘のような3歳ぐらいの小さい子どもでも、スタッフのお姉さんのサポートを受けながら一人で操縦できました。
この手のシュミレーターはどこに行っても人気があって行列になるのですが、この日は(海の日にもかかわらず)私たちの前に2組並んでいただけで、すぐにやることができました。
2人も時間内に目的地に到達でき、めでたく航海達成認定証をもらいまいした。
操縦シュミレーターを終え、地下1階のエスカレーター付近にあるキッズスペースでしばし休憩(私だけ)。
その後、地上に出て博物館前の広場で売っていたカキ氷を食べました(子どもだけ)。
カキ氷を食べ終えて、いざ帰ろうとしたところ、娘が家から持ってきていた花の飾りが付いたペンがないことに気づき、慌てて博物館に戻りました。
娘がペンを置き忘れてそうな場所を探すものの見つからず、館内のスタッフの人に落し物の届けがないか聞いたところ、しばらくして届けられていたことが判明し、無事に娘の手元に戻ってきました。
娘は手に何かを持っている状態で別のものに関心が移ると、その手に持っているものを置きっぱなしにして忘れる癖があるので、本当に目が離せません。
そして私たちがペンを探し回っている間に外は土砂降り状態になっていったので、やむなく館内で待つことに。
小雨になったのを見計らって駅まで歩き、家路に着きました。
いろいろありましたが、子どもも楽しんでくれたようで有意義な海の日になりました。