娘の成長(その2)

先週の土曜日、妻が体調が悪く寝込んでいたので、静かに寝かせてあげようと、子どもたちを連れ少し離れた公園に行ったときのこと。

 
外は暑かったので、公園の近くのコンビニでアイスを買って、公園のベンチで食べていると、ふいに娘が、
 
「ママってさー、かわいそうだよね。」と一言。
 
もちろん体調を崩して寝込んでいることを言っているのだと思い、「そうだね」と返す私。
 
すると、娘は、その私の言葉には反応せず、
 
「だってさー、いっつも朝、ほかの人のことばっかりやって、自分はあとなんだよ。」と、思いがけない言葉が返ってきました。
 
妻が毎朝、私や子どもたちの朝ご飯の準備をしたり、娘のお弁当を作ったり、息子を見送ったりしてから、ようやく自分の朝ご飯にありつけている様子を見て、「ママって、かわいそう」と思ったようです。
 
そして、娘は遠くを見ながら、
 
「いいよいいよだよ。いいよいいよ。」と、つぶやいていました。
 
語彙が少ない娘なりに、「そんなに頑張らなくて『いいよ』」と言いたかったのだと思います。
 
まだ4歳ながら、そして自分の子どもながら、優しい子に成長してくれているようです。