デリケートボーイ

最近は仕事が忙しく帰りが遅いので、いつも帰宅すると子どもたちは既に夢の中で、妻からその日あった出来事を聞くのが日課になっています。
 
そして昨夜も。
 
妻「今日、◯◯(息子の名前)が幼稚園のお弁当の時間に急に泣き出したって先生から報告があったんだよ。」
 
私「へぇ〜。で、なんで泣いたの?」
 
妻「よく分からないんだけど、お弁当に入ってたシュウマイが食べられないって泣いたらしいの。」
 
私「あれ? でもシュウマイ嫌いじゃないよね。」
 
妻「うん。そうなんだけどね。先生も『食べられないとしても、泣かないで言葉で言ってごらん』って注意してくれたみたい。」
 
息子がなぜ嫌いじゃないシュウマイが食べられないって泣いたのかについて、妻も彼から聞き出せなかったようなので、今朝、私から聞いてみることに。
 
ただ、お弁当のオカズごときで泣いたことについては妻に怒られていたので、あまり強く問い質すことは控えました。
 
 
今朝。
 
私「昨日、お弁当の時間にシュウマイが食べられないって泣いちゃったんだって?」
 
息子「(パパにまで話がいっていることに不満そうな顔で)うん…」
 
私「なんで泣いちゃったの? シュウマイ嫌いじゃないでしょ。」
 
 
数分間の沈黙のあと、
 
息子「あのね、シュウマイにね、ご飯のふりかけが付いちゃったから。」
 
私「…あ、そうだったんだ。シュウマイ食べたかったのに、ふりかけが付いて味が変わっちゃうから食べられなくなって泣いたってこと?」
 
息子「うん。」
 
私「そっか。まず、何があっても泣いたらだめだよ。言葉で言わないと先生も分からないし。それと、本当にふりかけが付いたのがいやだったら、付いたふりかけを取って食べるか、取れないんだったら付いたとこをよけて食べればいいじゃん。そもそもシュウマイだったらふりかけかかっても美味しいと思うけど。」
 
息子「…」
 
私「じゃあ、今度またお弁当のシュウマイにふりかけが付いてたらどうする?」
 
息子「………食べる。」
 
 

こうして息子が泣いた理由が分かりました。

 

息子としては、幼稚園の先生がママに報告し、ママがパパに報告し、起きてすぐパパに絡まれるということが一番堪えたようで、今日幼稚園から帰って明日の全員給食のメニューが彼の苦手なロールキャベツだと知り、テンションガタ落ちだったそうです。

 

Oh, my デリケートボーイ…