東京ディズニーシー

今週の日曜(3月10日)は、義父母と一緒に東京ディズニーシーに行ってきました。

 

子どもたちは2人ともディズニーランドには行ったことがありますが、ディズニーシーは今回が初めてでした。

私たち夫婦にとってもディズニーシーはかなり久しぶりです。

 

天気予報では、東京地方は最高気温が23度になるということで、子どもたちも半袖に上着を羽織るだけという格好で出かけました。

 

ディズニーシーは我が家から30分強で行けます。今日は10時20分頃出発して11時前に到着しました。

 

義母が足が悪く車イスを使うため、入り口近くの駐車スペースに停めさせてもらうことができました。

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手荷物検査を受けて、いざ入場です。

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ベビーカー&車イスレンタル

まずは、入場してすぐの広場「ディズニーシープラザ」にある巨大地球儀(アクアスフィアというらしいです)の前で記念写真を撮り、「プラザ」の隅にある「ベビーカー&車イスレンタル」受付に行きました。

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ここで、義母用に介助用電動車イス(1日1,000円)を、子どもたち用にベビーカー(1日700円)を借りました。

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ベビーカーはいたってシンプルなタイプですが、後部のカゴが大きいので上着や買ったお土産などを入れるのに便利です。

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受付で料金を払うと日付のスタンプが押してあるカードがもらえるので、そこに名前を記入して、ベビーカーの背面のポケットに入れておきます(このカードは記念に持って帰ることができます)。

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下の子(娘、2歳7か月)用に1台だけ借りたところ、上の子(4歳11か月)も「乗りたい!」と言って1台に2人乗ろうしたので、やむなく2台借りることにしました。

 

すると、今度は娘が「乗りたくない、抱っこ抱っこ」と体をのけぞって抵抗する始末。普段なら、「しょうがないな。抱っこするか」となるところですが、今日は別です。これから待ち受ける長旅を前に抱っこで体力を消耗させるわけにはいかないので、妻と一緒に泣きわめく娘を無理矢理ベビーカーに乗せました。

 

貸出手続を終え、前日妻と打合せをしたとおり、ファストパス調達役の私が上の子を乗せたベビーカーを押しながら、急いで時計回りで「トイ・ストーリー・マニア」と「タワー・オブ・テラー」へ。

が、大方の予想どおり、どちらも既にファストパスは売り切れでした(恐るべしディズニー)。

 

この時点で11時半近くになり、そろそろお腹もすいてきたので、お昼を食べることにしました。

が、当初は反時計回りで進む予定で「マーメイドラグーン」にある「セバスチャンのカリプソキッチン」辺りで食べるつもりだったのが、「反時計回りで進む人が多いから、時計回りの方がすいている」というネットでの未確認情報を頼りに急きょ時計回りに変更したため、時計回りのレストランの場所は全く考えていませんでした。

 

とりあえず、後戻りしてもしょうがないということで、「アメリカンウォーターフロント」へと歩を進めました。

すると、「ハドソンリバー・ブリッジ」を渡って坂を下ったところに、「ケープコッド・クックオフ」というレストランを見つけました。

 

ケープコッド・クックオフ

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レストランの入り口から右側に長い行列ができていましたが、これは「マイ・フレンド・ダッフィー」というショーを観るために並んでいる人たちだそうで、食事だけの人は入り口から左側に10組ぐらい並んでいるだけでした。

 

ものの5分ぐらいで店内に入ることができ、ハンバーガーセット(710円)などを注文しました。ただ、席は食事を購入してからしか取れないシステムになっています。私たちが入ったときは、店内は混んでいたので外のテラス席に座りました。

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食後は、小さい子どもが遊べるアトラクションが多いという「マーメイドラグーン」方面を目指して、引き続き時計回りで進みました。

途中、息子なら乗れそうなので「ストームライダー」のファストパス(15時~16時)を取りました。

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この移動の間、初めての場所に弱い娘が割れんばかりの大声で泣きわめいて暴れるので、抱っこしてあやしては進み、あやしては進みとなり、かなり体力を消耗しました。

一方、息子はずっと良い子にしてくれたので助かりました。

 

ようやく「マーメイドラグーン」に到達し、「フランダーのフライングフィッシュコースター」を「ゲストアシスタンスカード」を利用して予約しました。ゲストアシスタンスカードとは、義母のように足が不自由で長時間並んで待つことができない人などのためのサービスで、各アトラクションの入り口でその時点での待ち時間分を加えた予定時刻を記入してもらい、その時刻以降であれば介助者も含めてスムーズに乗ることができるカードです。

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キャラバンカルーセル

フィッシュコースターを待っている間、「アラビアンコースト」の「キャラバンカルーセル」に行きました。

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これは2階建てのメリーゴーラウンドで、車イス利用者の場合、グループのうち一人が代表で並び、順番になると1階部分の柵の一部を開けてもらい車イスを横付けして乗ります。

義母は少しなら歩けるので自分で歩いて座りましたが、まったく歩けない人の場合は車イスのまま回転部分に乗れます。

 

また、木馬の種類は限られますが、娘のような小さい子どもでも安全ベルト付きで大人と同じ木馬に乗れます。

私たちが行ったときは25分待ちだったので、妻が代表で並んでくれました。で、いざ乗ってみると、なぜか1階部分はガラガラでした。どういう仕組みなのかよく分かりませんが。。。

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フランダーのフライングフィッシュコースター

そうこうしていると、フィッシュコースターに乗れる時間になり、義父母と私と息子の4人で乗りました。最初はジェットコースター系が苦手な義父が外で待っている予定だったのですが、妻が直前で怖くなったらしく、代わりに義父が乗ることになりました。

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息子にとっては初めてのジェットコースターでした。息子は結構怖がりなので心配していましたが、一人でちゃんと座って全く怖がらずに楽しんでました。

かなり意外でしたが、息子が頼もしく思えて嬉しかったです。

 

続いて、フィッシュコースターのすぐ近くにある「スカットルのスクーター」をゲストアシスタンスカードで予約して、「トリトンズ・キングダム」に入りました。

ここはドーム型の屋内施設で、アトラクションの他にレストランやショップもあります。

 

アリエルのプレイグラウンド 

うちの子どもたちは「アリエルのプレイグラウンド」というアトラクション(というよりも遊び場)で遊びました。

特に、地面や亀の口などから水が飛び出るところがお気に入りで、娘も「キック、キック」と言いながら、水を蹴ってました。

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また、ドーム内には洞窟みたいな作りになっているところもあり、ちょっとした探検気分も味わえて子どもたちは楽しそうでした。

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そろそろスカットルのスクーターの予約時刻になったので、地上に出てみると、何やら空が黄土色に変わっていて青空から一転して別世界のようになっていました。

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このときは南風に運ばれてきた黄砂だと思ったのですが、ニュースなどによると中国大陸から飛来してきた黄砂ではなく、強風により地表の砂埃が舞い上がることで発生する「煙霧」だったそうです。黄砂について知りたい場合は、こちらで本の紹介をしています。

 

スカットルのスクーター

スカットルのスクーターは、娘みたいに小さい子どもでも自分で座ることができれば乗ることができます。

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今回は、義母、私たち夫婦、子ども2人で乗りました。息子は既によりハードなフィッシュコースターに乗っているので余裕でしたが、娘はこの手の乗り物にのるのは初めてで、少し不安そうでしたが、ちゃんと1人で座って動き出すと楽しそうにしていたので良かったです。

 

ファストパスを取っているストームライダーの前に少し休憩しようということで、「ロストリバーデルタ」にある「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」に入りました。

 

ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ

このレストランは、タコスやトルティーヤなどがあるメキシコ料理が中心です。飲み物とタコスを頼んでしばし休憩しました。

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ストームライダー

次に、ファストパスを取っていたストームライダーに乗りました。これは3歳未満の子どもは乗れないので、義父母、私、息子の4人で入りました。

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最初に隊員の人から説明を受けてから扉が開いて席に座るのですが、説明が終わって扉が

開く寸前に息子が「トイレに行きたい」と言い出し、一旦外に出ることに。。。

でも、外に出る際に係の人にその旨を伝えたら、「名前を教えてください。戻られたらすぐに入れるようにしておきます。」とのこと。実際にトイレから戻って外にいる他の係の人に名前を言ったら、本当にすぐに入れてもらうことができました。このちょっとしたホスピタリティがさすがディズニーだなと感心しました。

 

結局、ストームライダーの最初の説明部分を2回聞くことになり、息子が2回目の説明のときに画面に出てくる飛行機を指さして、「じいじ、ばあばはあれに乗ってるの?」と聞いてきたので、何歳までそうなのか分かりませんが、純粋な子どもたちにとってはあの説明は意味があることなんだなぁと気づかされました。

 

いざ乗ってみると、息子は雷や実際に降ってくる“雨”に少し戸惑っている様子でしたが、最後までちゃんと座って耐えてました。

 

ストームライダーが終わって外に出ると、本当に雨が降り出してました。

急いですぐ近くの高架下に避難していた家族と合流して、夕飯を予約しているレストランの近くまで行けるディズニーシー・エレクトリックレールウェイに乗ることにしました。

 

ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ

ストームライダーの方から乗るには、通常はホライズンベイ・レストランの入り口の向かって左側にある階段を上りますが、実は同じ入り口の右奥にエレベーターがあるので、ベビーカーや車イスでもスムーズに乗り場に行くことができます(もちろん到着駅にもエレベーターがあります)。

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↑到着駅のエレベーター

 

レールウェイには、車イスはそのまま乗れますが、ベビーカーは畳んでから乗るように指示されました。ちなみに、レールウェイについてはゲストアシスタントカードは不要で、グループ全員で一緒に行けば比較的早めに乗ることができます。

 

タワー・オブ・テラー前の広場の近くに到着したので、タワー・オブ・テラーに行ってゲストアシスタントカードで予約すると、午後6時20分以降であれば乗れることが判明しました。

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タワー・オブ・テラーの近くのトイレ前にある“泉”

 

夕飯までもう少し時間が余ったので、今度は「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に乗ろうと乗り口まで行ったところ、45分待ちだったのであっさりあきらめて、係の人が待ち時間5分と言っていた「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」に乗ることにしました。

実は昼にも一度乗ろうとしたのですが、強風のため運航休止となっていました。

 

ディズニーシー・スチーマーライン

私たちも行くまでは知らなかったのですが、スチーマーラインには片道と周回の2種類あります。

ヴェネツィアン・ゴンドラがある「メディテレーニアンハーバー」にも乗り場があったのですが、ここからだと片道になってしまうとのことだったので、周回ルートの乗り場(私たちがお昼を食べたケープコッド・クックオフの近く)まで歩いて乗りに行くことになりました。

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乗り場に行ってみると、5分も待つことなくすぐに乗ることができました。レールウェイと違い、ベビーカーも畳む必要がなくスムーズに乗り降りできました。

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ただ、この頃から気温がぐっと下がってきて、船には風を遮るものが何もなかったのでかなり寒かったです。

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船を降りてもまだ時間が余っていたので、S.S.コロンビア号の船尾にある「タートル・トーク」に行こうと思ったのですが、その前に並ぶ長い行列を見て断念。

 

結局、予約時間よりも少し早めでしたが、外で待つには寒すぎるので、レストラン「セイリングデイ・ブッフェ」の中で待たせてもらうことにしました。

すると、時間前にもかかわらず席に通していただき、早めに食事を取ることができました。

 

セイリングデイ・ブッフェ

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ここは、その名のとおりブッフェスタイルで、先に入ってすぐのレジで料金を支払うシステムになっています。

また、アルコール類は有料で、最初に注文するもの以外は、その都度レジで支払うことになります。

 

ドリンクはソフトドリンクも含め、レストラン内にあるドリンクカウンターで注文して受け取ります。アルコールの場合は料金を支払ったときにもらえる引換券を持ってカウンターに行きます。

 

料理は、メインのローストビーフを始め、どれも美味しかったです。自分でレバーを引いて入れるソフトクリームもあり、子どもたちも大喜びで堪能していました。

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暖かい店内でお腹が満たされると、全身に疲れがどっと出て、タワー・オブ・テラーに乗るのをあきらめかけましたが、せっかくレベル13のときに乗れるのにもったいないと思い直し、満腹のまま逆流を覚悟で乗ることにしました。

 

タワー・オブ・テラー

3月15日まで“レベル13”だそうで、ただディズニー素人の私たちは誰もそれが何なのか知らなかったので、係の人に聞いてみたところ、「通常より落ちる回数やタイミングが違う」とのこと。

それを聞いて、数年前に乗ったときに恐怖で顔を完全に下に向けたまま写真に写っていた妻は、「やっぱりやめよう」と尻込みしていましたが、「一瞬で終わるから大丈夫だよ」とか「あんなちっちゃい子でも乗るんだよ」などと言いながら、(半ば強引に)義母と私が説得して乗ることにしました。

 

結果、義母と私はまだ物足りないぐらいでしたが、妻は恐怖で泣いていました(写真にはシートベルトを必死につかんで半分うつろな状態で写ってました)。

 

それにしても、タワー・オブ・テラーの出口がギフトショップ「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」になっているなんて、うまいなと思います。

うちの子どもたちも、待っている間にそこで義父にミッキーとミニーの帽子とキーホルダーをねだってました。

 

タワー・オブ・テラーを出た時点で午後7時頃になっていましたが、今日は強風のため残念ながらショーは休止だったので、最後に「マーチャント・オブ・ヴェニス・コンフェクション」でチョコなどのお土産を買って帰りました。

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いや~、こんなに疲れたのはいつ振りだろうというぐらい疲れました。

妻も私も疲れすぎて寝付けないぐらい本当に疲れ果てました。

 

観測史上最速の夏日から煙霧、雨と続き、夜は冬の寒さに逆戻りと、めちゃくちゃな天気でしたが、やっぱりディズニーは楽しかったです。

子どもたち(特に息子)の意外なたくましさには驚かされましたし、子どもは親の知らないところで成長しているものなんですね。

 

今回の記事は次回行く前におさらいをするために詳細に書きました。来年もまたシーに行こうと思います。