ねこじゃらし公園&常盤姫伝説

今日、たまたま自由が丘の近くを歩いていたら、広い公園を見つけました。

 

「ねこじゃらし公園」という名前の公園で、広いのは広いのですが遊具はなく、水路が流れているだけというユニークな作り。

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公園の裏には「浄真寺」というお寺の墓地があり、今日の天気の悪さも相まって少し薄気味悪さが漂っていました(晴れた日に来ていたら違う印象だったと思いますが)。

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入口付近にあるトイレも雰囲気のある作りになっています。

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この公園の北東部には、自由が丘方面に続く「九品仏川緑道」という小道があります。

公園を出て緑道に向かって歩き始めたところ、水路を見ていた通りすがりの淑女から「大きい蛙がいる」と話しかけられました。

 

見てみると、確かに大きな蛙が泳いでいました。

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緑道に入ってすぐ、道端に何か石板のようなものが置いてあるのを発見。

近づいて見てみると、そこには抽象的な人や馬の絵とともに次のような言葉が書かれていました。

とうとう追手に、つかまってしまった 常盤姫はその場で自害しました。胎内の和子は八ヶ月の若君でした

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一瞬、背筋が寒くなりましたが、何かの物語の一部のようだったので、もしかして他にも石板があるかもしれないと周辺を探してみたところ、少し離れた場所に一つだけありました。

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家に帰ってネットで「常盤姫」について調べてみると、今から400年以上前の江戸時代に起こった「常盤姫伝説」という悲話をモチーフにした石板のようです(詳しくはこちら)。

 

近くにある八幡中学校の校舎には常盤姫伝説の壁画が描かれているとのこと。八幡中学校の前は何度か通ったことありましたが、初めて知りました(写真はこちら)。

 

ただ、悲話を伝えるためだとしても、置かれている場所も、石板の字体や絵の感じも気味悪すぎです。

せめて、公園の中の分かりやすい場所に置いた方が良いような気がしました。